鉄道会社が納骨堂運営支援に参入

京王電鉄納骨堂

京王電鉄は3月9日から、台東区にある宗教法人浄名院(東京都台東区)の境内地内で建設される「上野さくら浄苑」で、鉄道事業者では初となる納骨堂運営の支援サービスを始める。同納骨堂では、遺骨が家名の入った厨子に納められ4,500基が収納できるほか、参拝時には参拝室まで自動で搬送する自動搬送式の納骨堂。

京王電鉄は納骨堂の経営主体である宗教法人浄名院の意向に沿った納骨堂運営を支援する。具体的には使用者募集に関する申し込み受付、契約業務を支援するとともに施設利用者の受付や清掃などの管理業務を行う。これまで同社がシニア向け住宅事業や葬祭事業、霊園の運営・管理など事業を手がけてきたノウハウを活用する。

納骨堂施設は1階にエントランス受付・副本堂・寺務所・ラウンジ、 2階に客殿・納骨堂参拝室・法要室 などを備える。使 用 料は80万円台~90万円台の予定で別途、年間護持費が必要。宗旨宗派不問で、花やお香は予め墓前に用意されていることなどが特徴となっている。また、承継者が不在となった場合も、寺院内合祀墓で永代供養される。

鉄道会社や小売業などは、葬祭事業や霊園の運営・管理といった事業に進出している。高齢化を背景として、都市部では墓や納骨堂の新設が続くと見込まれることから、鉄道会社などの民間企業が墓園や納骨堂などの運営に乗り出す例は今後も増えていきそうだ。

【京王電鉄のニュースリリース】

https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2017/nr180302_noukothu.pdf